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通常、加齢とともにLDLコレステロールや中性脂肪は徐々に増えていく傾向にあります。特に女性はLDLコレステロールの増加に女性ホルモンが密接に関係します。その密接な関係とはどのようなものでしょうか?女性ホルモン・エストロゲンにはLDLコレステロールの異化・排泄を促す働きがあります。女性は閉経すると卵巣から分泌されるエストロゲンという女性ホルモンが減り、LDLコレステロールを分解する力が低下するのです。閉経後にLDLコレステロールが増え、高脂血症の治療が必要となるケースが、全体の約30〜40%にもなると言われています。LDLコレステロールと女性ホルモンは密接な関係があるのです。
女性ホルモンには動脈硬化を防ぐ様々な作用があるのです。女性ホルモン・エストロゲンは、血管壁に作用し血管の弾力性を保ち、また脂質代謝をよくします。脂質代謝と女性ホルモン・エストロゲンも密接に関係しています。エストロゲンは脂質代謝に作用し、HDLコレステロールを増やし、LDLコレステロールや中性脂肪を減らすのです。また、エストロゲンは活性酸素にも密接に関係しています。エストロゲンはビタミンCやビタミンEなどと同様に抗酸化作用があると言われています。エストロゲンが活性酸素の発生を抑制するという関係で、LDLコレステロールの酸化を抑制してくれるのです。酸化LDLは動脈硬化が進行することに密接に関係しているものですから、LDLコレステロールの酸化を抑える女性ホルモン・エストロゲンは動脈硬化の進行を抑制してくれるということです。
女性ホルモン・エストロゲンには食欲を抑える作用もあると言われています。排卵前の時期はエストロゲンの血中濃度が高くなり、食欲を抑える作用が働きます。排卵後の時期にはもう一つの女性ホルモンであるプロゲステロンの濃度が高くなり、食欲が増進します。思春期を過ぎると、女性はエストロゲンが食欲を抑えてくれるという関係で、体重も抑えられるのですが、閉経後は、エストロゲンの働きが低下するという関係で食欲を抑える作用が減るので体重増加につながるのです。肥満はLDLコレステロールの増加とも密接に関係します。LDLコレステロールを減らすことに対して、女性ホルモンは密接な関係にあり、重要な役割を果たしているのです。
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